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商店街のアーケードをメンテ、改修施工している部門 |
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アーケードのメンテナンス・点検整備
屋根開閉システム整備点検
開閉電動モーターの点検が必要です。
手動開閉の作動確認
万が一の火災の時、開閉できないと煙道大火になるの点検、修理修繕が必要です。
電気設備点検
漏電、接点不良、雨漏り漏水、電気設備盤(消防用非常警報、非常放送設備、開閉設備、動力幹線設備、防犯カメラ、照明設備等)の点検が必要です。
開閉装置の維持管理
劣化による開閉システムに異常音が起きていないかチェツク点検する必要があります。
電動、手動の昇降バトンの点検
ワイヤー逆巻き等起こる可能性が高いのでワイヤー交換も含めた修理修繕、点検が必要です。
連結送水管等、消防設備点検
連結送水管は、火災の際、消防隊が使用する設備です。静水圧を3分間かけて確認する点検し消防署に報告する必要があります。いざという時に、支障なく消火活動が出来るように、配管の誤接続・漏水・バルブのゆるみ・離脱・損傷等がないように、確実な事前チェックが義務付けられています。
メンテナンス
樋のごみ除去、汚れの清掃、照明電球の交換、設備の点検が主なものです。 また、屋根の樋の掃除がしやすくすることが重要です。
アーケードの腐食の要因
海から距離による(塩害)、塗装の種類、地域差による劣化、工業地域などの環境汚染、汚れが溜まりやすい場所、水がかかり乾燥しない場所、不定期/定期の修繕修理改修の維持管理の頻度等に差がでます
コーキング(防水シール)の劣化
劣化による雨漏り、腐食の発生につながり、増し打ち(その上にシール材を充填し厚みを増す)または打ち替え(既存撤去し新たにを充填する)が必要です。
柱の足元の巾木部が水分が多いため早く
腐食しています。
消火足場が経年劣化で
腐食しています。
メンテナンスフリーの状態が最も理想的ですが、建築的にみて、アーケードは常に保守管理が大切です。
点検、メンテナンス
1. 定期点検 年間 1,2回 消防設備,電気設備などの契約による保守点検
2. 樋清掃、アーケード屋根開閉点検などの契約点検
3. 不定期点検 3,5,10年くらいで、施工業者による総合点検
4. 緊急時の補修
消防用設備等の点検及び報告
連結送水管の点検義務 (消防法第17条の3の3の規定)
設置後、10年を経過したものに付き、3年毎に実施。締切静水圧を3分間かけて確認する。 送水口本体・配管・接続部分・弁類等の変形、漏水等がないことを消防設備士にて点検。
アーケード添加している看板
屋外広告物条例(平成30年10月1日施行)
アーケードの看板は4m以上の高さに取り付いているため、更新許可申請時(許可期間2年)に 安全点検を実施しなければなりません。
点検補修、維持管理について
アーケードの維持管理(点検補修)により、アーケードの使用寿命を延ばします。アーケードのメンテナンス計画は定期的に決まった時期に行う保守契約による点検と随時点検があります。 専門施工業者が維持管理メンテナンスすると問題を早く処理にできます。商店街のコストも考慮し、通行する来街者の安全を考慮し点検し、点検作業員が報告書を作成致します。維持管理もご提案致しますので改修保守・点検・維持。メンテナンスに関することは何でも問い合わせ相談ください。